公正取引委員会がグーグルに排除命令を出したケン

  表記の件、私としては、どうも???な所があって、ひとこと言いたいと思います。

 第一に「スマートフォンメーカーに対して、グーグルのアプリストア(Google Play)の搭載を認める代わりに、自社の検索アプリや閲覧アプリをプレインストールするように要求した。」

⇒独禁法で禁じられている「拘束条件付き取引」にあたる。

 素朴な感想として、アプリストアを最初から搭載していないandroidスマホがあるのか?これはまずない。とすると、androidスマホにアプリストアがプレインストールしてあることは必須という前提で話を続けると、

 1、 グーグルは検索アプリ、閲覧アプリをスマホにプレインストールするよう強制するかわりに、アプリストアをプレインストールさせる対価をスマホメーカーに求める。

 2 、前提には反しますが、絶対あり得ないので。スマホメーカーはアプリストアがプレインストールされていないスマホを販売する。(アプリストアを、どの様にスマホにインストールするのかは不明。そもそも、そんな面倒くさいスマホは売れない。)

   3、太っ腹なグーグルは、無償でアプリストアのみをプレインストールしたスマホの販売をメーカーに許可する。

まあ、アプリストアが有償なんて聞いたことないから、3番かな。期待をこめて。。。。

 そもそも、androidはグーグルが提供しているOSで、OSと同じ提供者が検索アプリと閲覧アプリを提供している例は過去にもあったろう。今でもその提供者は、同様のプレインストールOSを販売している。MicrosoftのWindowsとBing、エッジの関係だ。なぜ、グーグルだけが排除命令なんだ。

 そう思ってよく新聞記事をみると、「スマホ特定ソフトウェア競争促進法」という法律が、今年中に施行されるようで、「アプリストアや決済システムに他社の参入を妨げないようにするのが目的」ということだ。赤字で書いたが、スマホだからMicrosoftが除外なのか?でも、これから施行される法律が根拠というのは、どうも納得がいかないので、なぜ、グーグルはだめで、Microsoftはお許しが出てるのか?公取委や法律に詳しいエライ人は教えて頂きたい。

 また、今回、規制対象がスマホだから、グーグルに排除命令が出たと言うことであれば、chromeブックは対象外でいんだよなと屁理屈を言ってみたくなる。文科省の義務教育の学童、生徒に一人一台パソコンをという指針で、ウィンドウズノートより安価な、chromeブックを導入する教育委員会が増えているようだから、お上の政策として、省庁間のソゴがないようにご対応お願いしますよ。エライ人。

 さらに、閲覧ソフトはchrome一択だろう。エッジだって、中身はchromeだって言われてるし。ユーザとしては、chromeがプレインストールされている方がありがたいんじゃないか?

 検索ソフトも、Windowsパソコン使ってても検索はググる、規定のホームページはヤフージャパンがスタンダードだったから、ユーザの為になっているのかなと考えてしまいます。

 ガンバレ!google!

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