コメは安くなるのか?

  農水大臣が小泉進次郎氏に代わり、備蓄米の流通について、入札ではなく、随意契約で行うという、言わば禁じ手のような手法を打ち出して、ニュースを賑わしている。随意契約というと、契約の経緯が不透明ということで、不正の温床のように言われたものだが、備蓄米が放出されても、市場にでてくるのが思いのほか遅く、また、入札では政府の設定価格より一番高値を付けた人が備蓄米を買えるということだから、入札価格と、政府の設定価格の差は、国の儲けになると思われても、しょうがないといえる状況で、自民党政調会長の小野寺氏をして、「非常時の放出で、国が儲けてどうするんだ。」と言わしめたこととなった。

 入札に頼っては、動きが遅くなるし、前述の「国の儲け」が必ず出るという不都合もあって、(今までの農水大臣、担当者は、不都合とは思わず、当たり前の話として、入札を続けていたのだろうが、)小泉大臣は随意契約という禁じ手に出たのだろう。この手法ににつては、既存の手段が上手くいかないなら、新しい手法をということで、若さがあって好感が持てる。

 実は、私は小泉進次郎氏について、親の七光りで代議士になった議員という認識と、言ってることはカッコいいけど、論理のソゴを指摘されると反論できなり、いわば「脇が甘い」という認識しかなく、共感はなかったが、この令和の米騒動の非常時なんで、そのお手並みを拝見しようという気になった。

 前述のように、随意契約の場合、どの様な経緯で売却が決まったのか、その経過は国民全員が注視していかなければならない。誰と契約するのか選定するのが、難しく、それが一番の課題ともいわれている。小泉大臣には、時間があまり無いのかも知れませんが、がんばって頂きたい。

 合わせて、もし今回、随意契約によりうまくいったなら、これまで、うまくいかなかった、大雑把な言い方をすれば、「農政」を新しい感覚で見直してほしい。

 お父様の小泉純一郎氏は、郵政民営化を成し遂げた方です。小泉農水大臣には農政改革をぜひ、推し進めて頂きたい。


 余談だが、首都圏の事情はよく分からないが、地方では、ホームセンターあたりに、「自動精米機」が置いてある。私自身はこの「自動精米機」使ったことがないので、申し訳ないが、知人には玄米でコメを入手して、家族が食べる分だけを自動精米機に持って行って精米する方がかなりの数いるので、精米施設の確保が難しいのであれば、玄米の5キロ岱、10キロ岱販売などもアリだと思う。小口で精米すると、いつでも新米が食べれるので、おいしいと言われている。

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