不要になったchromebook で、linuxを活用する方法3(ディベロッパーモードとレガシーブート)

  先の「~linuxを活用する方法1」と「~linuxを活用する方法2」で取り上げたように、chromebookの通常の機能(ノーマルモード)では「Linux 開発環境」の中にlibreofficeをインストールして表示を日本語化することは出来ましたが、肝心の日本語入力が出来そうにないので、ほぼ諦めモードになっていました。

 しかし、さらにインターネット上の情報をさがしていたら、 以下の情報が入手できました。

1、chromebookにはノーマルモードとは別に、ディベロッパーモードという起動法がある          こと。

2、ディベロッパーモードでレガシーブートに成功すれば、ノーマルモードでは不可能だったUSBメモリからの各種linuxのインストールが可能になること。

 暗闇に一筋の光が見えたような情報が出てきました。

しかし、このレガシーブートがまたまた高い壁でした。そもそもディベロッパーモードやレガシーブートに関しては、インターネット上でいろいろな情報があるのですが、どうもメーカーや機種によってパソコンの挙動が違うようで、参考になったりダメだったりでどうにもこうにも、。。。。また、学校関係で使用された、中古のchromebookでは、ディベロッパーモードで起動すること自体に制限をかけている機体もあるということでした。

※ここで、大切なことを忘れていました。このレガシーブートまでの道のりは長いので、途中で失敗することが多々あり、失敗しても元のノーマルモードで起動できるように

 事前にchromebookのリカバリーメディアを作っておいてください。作り方は Google-Chromeを起動して、上段右側の拡張機能の中の「Chromebook リカバリ ユーティリティ」からリカバリーメディアを作ります。8GB以上の容量のUSBメモリかSDカードが必要です。

拡張機能の中に「Chromebook リカバリ ユーティリティ」がない場合は Google-Chromeの検索窓から検索してサイトを探してください。このリカバリーメディアがあると、何度失敗しても、とりあえず、ノーマルモードでは起動できます。(何度でも、レガシーブートに挑戦することが出来ます。)

 ちなみに、私の機種は    ASUSのCX1405CKAです。レガシーブートに挑戦する方法は、機種によって変わってくるので、事前に確認しておきましょう。レガシーブートとは違い、普通のPCにUSBメモリを使ってインストールを可能にするように出来るフルロム変更(chromeOSが完全になくなる)という方法もあるので、その選択肢を目指す場合には、本体カバーを開けた後、フルロム変更が可能になるようにネジを外したり、ジャンパーを直結したりするので、ハードルが高いです。

  一縷の希望を胸に、そのフローを箇条書きにすると

①ノーマルモードで起動しているchromebook上でEscキー+上部にあるF2キー(機種によってF3キーと説明しているサイトもあります。丸い矢印の絵、更新キーというらしい。)その2つのキーを押しながら電源ボタンを押す。

②リカバリー画面になったら、下段のCtrlキー+Dと押す。確認画面でEnterキーを押す。「ディベロッパーモードに移行します。」しばらく待つと(約5分)、画面が変わって、「内部ストレージから起動する」というボタンがあるので、それを押す。

この後、chromebookの初期設定の時と同じ様な画面がになるので、WiFi設定など、初期設定を終えておく。


③chromebookの画面で、Ctrl+Alt+Tと押す。真っ黒な「crosh」ターミナルが開く。

④shellと入力して、Enterキーを押す。

➄以下のコマンドをコピペしてEnterキーを押す。

bash

 cd; curl -LOf https://mrchromebox.tech && sudo bash firmware-util.sh

どうだろう?ファームウェア変更画面にたどり着いただろうか?うまくたどり着いたのなら、1~5までの選択肢のうち、    1だけが先頭に何にもなく、2~4の先頭には 赤の[WP]になっているはずです。そして、1~5の選択肢の上のブロックの一番下の部分、

Fw WP:Enabledになっているでしょう。これはWP(ライトプロテクト)がEnabled 有効になっている。つまり2~4の選択肢は変更できない。1だけが変更可能であるという意味です。つまり、この状態でカーソルの部分に1を入力して、成功したら、R (=to reboot)を入力して進めば、レガシーブートできる状態にになります。

ちなみに、事前にPCのフタを開けて、フルロム変更の処置をしていれば、(前述のネジを外すとか、ジャンパーを直結するとか機種によって方法は異なる。)上のブロックの一番下の部分

Fw WP:Disabled  になっていて、選択肢 2~4の先頭は青の[WP]になるはずです。こうなると    2    のフルロム変更ができるようになるので、カーソルの部分に 2を入力してEnterキーその後R (=to reboot)を入力してEnterキーでめでたくフルロム変更が可能になります。(普通のノートパソコンと同じように、 Linuxをインストールできる。)

さて、皆さんは成功しましたか?わたしは、⑤のコマンドを入れてEnterキーを押したところで、エラーになります。 sudo      が使えないということらしいです。でもrootになって    sudo を回避して後のスクリプトコマンドだけを入力してもやはりエラーになります。もう、八方ふさがりで、また色々しらべたら、初期の頃は成功していた sudo    が最近は規制がかかっているらしい?

また、cd; curl -LOf https://mrchromebox.tech    の前半部分でも「長すぎる」というエラーが(なにが長すぎるのかしらんけど)

ここまですんなり来て、レガシーブートにたどり着いた方はかなりラッキーだとおもいます。

余談ですが、私も最初は、2のフルロム開放を目指してPCの裏ぶたを開けました。しかし私の機種は、ジャンパーを直結するタイプだったので、ハンダで繋ぐのかどうするのか?素人は手を出してはいけない領域のようなので、諦めました。またフタを開けたリスクはかなりあって、タッチパッドが動かなくなりましたし、電源のタイプCの口に無理な力が加わったのか充電できなくなってしまいました。再度フタを開けて、閉めてネジを締め直したらタイプCの口は復活したので、めでたしめでたしでした。


3、追加情報

ファームウェアアップデートでお世話になったmrchromebox.techさんのURLいろいろな情報の元になっているサイトだとおもいます。ここのサイトの「はじめる」から入って「対応デバイス」のところで。自分の機種がファームウェアアップデートをする場合どのようにするタイプなのか解ります。ネジを外すだけでプロテクトを解除できる機種もあるので、その様な機種に当たれば、フルロム開放の難易度はぐっとさがります。


4、「crosh」ターミナルでsudo が使えないエラーの対処方法

元の    chromebook の画面からCtrl+Alt+画面切り替えキー(F5キーの場所にある、右向き矢印や四角の重なったマークのキー)    ※わたしの機種ではF4キーのようだ。

黒い画面に切り替わる。

localhost login:と表示されたら、chronosと入力してEnterキーを押す。passwordの入力が求められなければ、成功。前述のスクリプトコマンドを入力して」 Enter キー

※別のサイトではCtrl+Alt+F2かF3キーと紹介されていた。同じようにlocalhost login:    は表示されるが、chronos    と入力するとpasswordと入力を求められ失敗!

※余談だが、このchronosのパスワードはデベロッパーモードになってからchromebookの画面に移って、最初のページにある「デバグモード」をクリックしたとき、次の画面で   rootのパスワードを決める様に求められるのだが、そのrootのパスワードではないかという情報があった。この、デバグモードをスルーするとchronos のパスワードは不要になるので、デバグモードはスルーしたほうが良いと思います。(一番最初にchromebookを初期設定するときは似たようなデザインだが、デバグモードの項目はありません。)

※スクリプトコマンドの打ち込みの後エラーになる方は、ダメ元で下記のコマンドを入力してみてほしい。ソースのページは再度探せなかったが、わたしはこのスクリプトコマンドを入力してファームウェアアップデートの画面に入ることができた。

cd; curl -LO mrchromebox.tech/firmware-util.sh

sudo install -Dt /use/local/bin -m 755 firmware-util.sh

sudo bash firmware-util.sh    (    ここ、bash    入力不要かもしれない。)

1行づつ、step by step    で

 

※レガシーモードは  linux とchromebook のデュアルブートであると説明されているサイトが多いと思われるが、私のPCはメモリ8GB ストレージ64GB    の貧弱なスペックなので、        Linux    に全振りしてストレージすべてを linux に割り振るようにインストールしている。こうするとchrmoebookは領域が削除されているのだから、当然、起動しない。結果、多少64GBよりはストレージの容量は減るが、実質シングルインストールのようなもので、フルロム開放とさほど差があるとも思えない。PCのフタを開けるリスクを考えれば、レガシーモードでlinux   に容量全振りの方が現実的だと思っています。そして    別のlinuxをインストールするときなど、PCが動かなくなったら、作成していた、リカバリーメディアを使って、chromebookのノーマルモードを起動した後、あらたにレガシーモードで使用できるようにすればよいと思います。因みに現在MXlinuxをインストールして使っています。(AntiX linuxはインストールのときコケました。)

皆様が無事、ファームウェアアップデートをクリアできますように。

下記に今回のchromebookのファームウェアアップデートに関するyoutubeの動画を集めてみましたので、よろしかったら、ご覧ください。

 レガシーブートの参考はこちら

書き換え防止処置なし


2回目以降はlinuxの
インストール簡単だよ!


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